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しーあさ紹介

 

のんびりしーあさについてまとめていこうと思います。ここを読めば大体が分かるかんじに。

 

 

麻木鳴海(あさぎなるみ)/19/168cm/A型/12月19日/言霊を操る異能/イメージCV:木村良平

言葉で物質を創造、操作できる異能を持つ。人間の意識や感情には作用しない。

黒を赤茶に染めた髪、向かって右、もみあげの後ろに鈍い金のメッシュを入れている。群青の丸い瞳。童顔。煙草はパーラメントのロングを吸う。

俺様な暴君、横暴で粗暴。口と足癖が悪く偉そう。頭が悪いチンピラに見えるが、研ぎ澄まされた洞察力で人の感情を容易く見抜くことができ、人間を支配・使役することに長けた冷静な男。どこまでも理性的。でも頭は悪い。甘いものが絶望的なまでに苦手で、砂糖ひとつまみ入っただけのコーヒーを飲んでも嘔吐く。
思考で自身を制御、操作して生きている。己に「役割」を課し、それをこなし生きる。生き方においても戦闘においても、最短で最善を叩き出し、そのとおりに行動することを当たり前として生きている。結果主義の完璧主義。

異能を心底嫌悪している母親、赤間千佳のもとに生まれる。麻木が異能を発症してから母は狂ったように麻木のことを拒絶しはじめ、麻木はずっと泣き喚き自分に物を投げ憎しみを向ける母を見て育った。8歳のとき母の弟、つまり麻木の叔父である赤間千秋に身柄を引き取られる。
本名は「赤間鳴海」である。が、様々な理由から「赤間の血」と自身の間に一線を引くため、失踪した父親の姓である麻木を名乗り続けている。鳴るという字を持つ下の名前で呼ばれることを嫌い、初対面の人間には「麻木」としか名乗らない。
その身柄を引き取った叔父である千秋は、異能という未知に心を躍らせその現象を愛する異端者であり、麻木は「異能だったから引き取られた」と認識している。それゆえ叔父には「叔父」ではなく「恩人」として接している。千秋の身を守るため暗殺部隊結成時から組織に入っている。千秋を守るためなら人を殺すことも厭わず、それすら確実に完璧に実行するため鍛錬を怠らない。
10歳の3月24日に母親が首を吊り自殺。麻木はそれを自分が追い詰めた結果だと受け取っており、ゆえに母親と自分とを繋ぐものをできるだけ排除している。麻木姓を名乗るのも自分の名前を呼ばれることを嫌うのもこのため。母の命日が近いと体調を崩す。なので春が苦手。本編は4月~6月くらいの話なので弱った姿が目立つが本来はもっと横暴である。

幼い頃から非常に擦れた性格をしており、千秋に引き取られ小学校に通うようになっても友人は全くいなかった。が、そんな麻木に目をつけたのが椎葉だった。
椎葉と共に過ごすうち、麻木は「寂しくないこと」を知ってしまい、孤独を恐れるようになる。それを知っているように自分のそばにいてくれる椎葉をひどく信頼している。彼に下の名前で呼ばれることに嫌悪はなく、むしろ安心を覚えている。
麻木は「異能ゆえ存在を否定された過去」と「異能ゆえ存在を肯定されている今」を抱え、自身が異能を否定すべきかどうかを決めかねており、非常にぐらついている。常に何かに成ることで誰かに認めてもらっていた麻木に、「なににも成らなくていい」と言って手を握ったのが椎葉であり、ゆえに椎葉の前でだけ麻木はありのままでいることがゆるされている。外では「麻木鳴海らしく」邪悪に口角を上げる笑みをよく見せるが、椎葉だけの前ではへなと眉を下げ困ったような顔で笑うことが多い。

バイクが好きで、よく雑誌を買って読んでいる。17歳のときにバイクを購入し、免許は持っていないが現在も乗っている。
現パロでは大概ギターが弾ける。椎葉の歌が好き、それを引き立てるためのギターを鳴らすのが好き。

イメージソング
Hello,world!/BUMP OF CHIKEN 終わるまで出突っ張り、自分が見てる
ゴーストルール/deco*27 僕が解ったらもう一度嘲笑ってくれるかな
雨とペトラ/バルーン 笑い飛ばしてくれ!
セントエルモの火/
BUMP OF CHIKEN 近くても遠くてややこしくて面倒な僕らだ

 

 

 

椎葉カオル(しいばかおる)/19/177cm/O型/9月4日/座標移動の異能/イメージCV:極限まで脱力した石川界人

 

ひと含め、ものを座標移動させられる異能を持つ。相応の演算能力が必要。戦闘狂。

柔い若苗色をした長い髪、強い牡丹色の瞳。ひょろりと長く細い。少々女顔。左利き。煙草はピース。
飄々とした軽い性格をしており、どこにいっても誰とでもすぐ馴染めるが、どこか最後の一線を越えさせない壁を感じさせる振る舞いをする。椎葉の性格を一言で言い表すなら「いい加減」。なにごともそつなくこなすが適当。字が汚いし部屋もすぐに散らかる。なんでだろうと思っている
治安維持局犯罪対策部第四課対異能専門特別戦闘班、通称異専に所属しておりこれでも公務員。ただし薄給。なので倹約家。
麻木とは幼馴染である。麻木にはわりと心を開いているし、基本的には世話焼きであるため、時々プツリと糸を切らす麻木の面倒を見てやっている。
誰かを依存させるのが得意であるが無自覚。そのくせ自分は誰にも依存せずひとりでも平気で生きていける強靭メンタルの持ち主なのでタチが悪い。

非常に家族仲が悪い家庭に生まれる。兄と両親とがいるが、兄と父は喧嘩ばかり、それを見てなくだけの母を見て育つ。家族のことに関しては極めて無関心だった。ちなみに兄は「良い人」で、異能の椎葉を庇い父親と喧嘩していたのだが、椎葉はそれを「見返り前提の好意のふり」と知っていたため兄のことは少し嫌いだった。椎葉の良い人嫌いはこれが所以。
椎葉の場合、家庭環境は人格形成に大して影響していない。前述のとおり人に依存することをしない人間であるため、誰かからの愛を必要としていない。ただ別に特別人と関わるのが嫌いというわけでもない。

共感能力が著しく損なわれており、物事を理解はしても同情や感情移入ができない。麻木曰く「誰にも冷たく生きている」。
中学一年生、12歳の夏に、父親の無理心中により家が全焼、家族を失う。それにより遠い親戚のもとへ引き取られることになり、麻木とは「16になる年になったら就活しに戻ってくる」という約束を残し一時的に離別した。

しかし引き取られた先で家畜のような扱いを受けやっていられなくなり早々に家出。座標移動の異能を使い食べ物を窃盗して食い繋いでいたが、それを瀬東史織という女性に咎められると同時に面倒を見てもらうことになった。
彼女は捨て子であった神田いおりと山奥の古びた教会にふたりで暮らしていた。椎葉もそこに加えられ、3人で穏やかに過ごす。
ある日を境に瀬東の体は病気に蝕まれはじめ、「穏やかに、孤独でない今死にたい」という彼女の思いを尊重するため、20になる年の初春までをそこで過ごすことになった。その間の麻木鳴海の病みっぷりはお察しである。
日に日に弱っていった瀬東を4月2日に椎葉一人で静かに看取る。
それから椎葉は自身に「恩人の宝を守り通す」という「義務」を己に課した。瀬東をひとりで埋葬し、神田をつれてスラムへ戻る。麻木との6年
ぶりの再会、3年半の遅刻。5月の24日、赤間千佳の月命日に、その墓地で麻木を見つけた。

現パロではだいたいベースを弾きながら歌をうたう。口には出さないが麻木のギターがわりと好きで、学パロでは麻木の誕生日にアコギをプレゼントしたことがある。

イメージソング
宝石になった日/BUMP OF CHIKEN 君は夜の空を切り裂いて 僕を照らし出した稲妻
迎撃セヨ/Sword of the FarEast
キャッチボール/
BUMP OF CHIKEN 「とれなくてもいい」と微笑んでほしくない

 

 

 

麻木にとって椎葉は唯一の理解者であり、存在する上で必要不可欠な支柱だった。反対に、椎葉にとって麻木は不可欠な存在ではなく、麻木が椎葉の人生や価値観を左右することは絶対にできない。互いにそれを知っている。それでも自分の隣にいてくれる椎葉に麻木は依存している。椎葉のことが「どんなふうにでも好き」。彼がかたちを求めたなら友人でも家族でも恋人でも成れる、どんな好意にも同じかたちで応えられる。けれど椎葉はそれが分かっているがゆえに、麻木が自分の求めたかたちに成ってしまわないよう、ただの麻木鳴海であれるように、意識的に好意のかたちを隠している。

 

しーあさイメージソング
NOISE/天野月子 二度と会えないならこの体に刻みついたあなたを知らない私に戻して
さよならワンダーノイズ/ナブナ 全部嘘だって分かってよ
アイリス/ルルティア この手をとってくれたとき 全てがゆるされた気がして